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新しい時代の保育者論

編著 須藤 麻紀
新保育士養成課程準拠
ISBN 978-4-909378-61-3
体裁 A5判 巻頭カラー口絵4頁 176頁
刊行 2024年5月
定価 2,200円(本体2,000円+税)

特長

時代に即した保育者理解と保育実践の理解を深めるため、これまであまり取り扱われてこなかったテーマを積極的に組み入れています。現職保育者も執筆に参加し、保育者という存在とその職務について学んでいきます。グループワーク等で活用できる課題も豊富に掲載。

目次

Part1 保育者とは

Chapter1 保育者の法と倫理 -免許・資格をもつ意味を問い直す-

  • 1-1 保育者の法的位置づけ
  • 1-2 保育者の役割
  • 1-3 「専門的である」とは,倫理的であること
  • COLUMN①「倫理的であるために

Chapter2 保育者の職務と働く場所 -保育者の仕事をつかむ-

  • 2-1 「保育者」として働くとは
  • 2-2 保育所,幼稚園,幼保連携型認定こども園における職務
  • 2-3 施設保育士の職務
  • COLUMN②「仕事の喜び」

Chapter3 保育者の学びとキャリア形成 -キャリアとは何かを考える-

  • 3-1 学び続ける専門職像
  • 3-2 保育者のキャリアを支える学び
  • 3-3 保育者のキャリアの形成過程
  • COLUMN③「キャリア形成と学びの物語」

Chapter4 保育を担う組織づくり -保育者同士の関係構築と実践のつながり-

  • 4-1 保育実践における協働
  • 4-2 リーダーシップとマネジメント
  • 4-3 保育者同士が連携する強み
  • COLUMN④「保育を担う組織づくり」

Chapter5 カリキュラム・マネジメント -子どもとともに保育をつくる-

  • 5-1 カリキュラム・マネジメントとは
  • 5-2 カリキュラム・マネジメントに基づく保育実践
  • 5-3 保育者の学び合いとカリキュラム・マネジメントのつながり
  • COLUMN⑤「カリキュラム・マネジメントの難しさと面白さ」

Chapter6 関係機関・他職種との連携 -「保育者」だからこそ可能な支援-

  • 6-1 多様なニーズの理解と保育
  • 6-2 他職種との連携
  • 6-3 家庭・地域との連携
  • 6-4 現代の子育て支援から考える保育者の役割
  • COLUMN⑥「他職種との連携によって変化する子どもとの関わり」

Part2 保育実践の面白さから考える保育者の仕事

Chapter7 遊びを観察し,実践をデザインする仕事 -保育の根っこを探す-

  • 7-1 カリキュラム・マネジメントとは
  • 7-2 遊びの環境をデザインする
  • 7-3 保育の面白さを事例から考える
  • COLUMN⑦「計画とのずれを楽しむ」

Chapter8 いろどり豊かに生活をデザインする仕事 -子どもとの暮らしを楽しむ-

  • 8-1 アートがある生活をデザインする
  • 8-2 音を楽しむ
  • 8-3 子どもとともに文化的な暮らしをつくる
  • COLUMN⑧「音が音楽に変わる瞬間」

Chapter9 地域と結びつきながら創るこれからの保育実践 -地域を再発見する-

  • 9-1 地域とつながり,広がる実践
  • 9-2 保育者の働く環境を支える連携
  • 9-3 保育者の働く環境
  • COLUMN⑨「保育者の働く環境を豊かに」

Chapter10 保育者の執筆活動 -書くことを面白がるには-

  • 10-1 保育者にとっての「書く」とは
  • 10-2 記録執筆の醍醐味
  • COLUMN⑩「保育実践と,書くことのつながり」

Chapter11 保育の場のICT -よりよい働き方の探究-

  • 11-1 保育の場にあるICTとは
  • 11-2 ICTを活用した保護者・社会への発信
  • 11-3 ICTを活用した保育者同士の連携と,園内の情報共有
  • COLUMN⑪「保育とICT」

Chapter12 保育者を問い直す -新しい時代の保育者論-

  • 12-1 保育者と装い
  • 12-2 時代に即した働き方の模索と社会への発信
  • 12-3 これからの保育者像を描く

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