子どもの発達の連続性を支える保育の心理学イメージ

子どもの発達の連続性を支える保育の心理学

編著 浅井拓久也
新保育士養成課程準拠
ISBN 978-4-909378-08-8
体裁 B5判 224頁
刊行 2019年5月
定価 2,497円(本体2,270円+税)

特長

・「ポイント」で本文の内容をすばやく理解できる。
・ 章頭の「図解」で章全体の内容が理解できる。
・「デザイン思考」を用いて,多角的に問題を解決できる。
・ 保育所保育指針が図解でひと目でわかる。

目次

第1部 子どもの発達を捉える視点をもって保育を行うために

第1章 子どもの発達に関する基本を学ぼう

  • 1-1 保育所保育指針では,発達はどのように捉えられているのでしょうか
  • 1-2 心理学では発達は,どのように捉えられているのでしょうか
  • 1-3 なぜ,子ども一人ひとりの発達を理解した保育が必要なのでしょうか

第2章 子どもの発達と環境の関係について考えよう

  • 2-1 子どもを取り巻く環境と発達は,どのような関係にあるのでしょうか
  • 2-2 なぜ,環境を通した保育が必要なのでしょうか
  • 2-3 災害や犯罪に対する子どもの回避能力は,いつ,どのように発達するのでしょうか
  • 2-4 特別な配慮を必要とする子どもが自分らしく育つためには,どのような保育の環境が必要でしょうか

第3章 発達理論と子ども観・保育観の関係について考えよう

  • 3-1 子どもの発達の連続性とは, どのようなものでしょうか
  • 3-2 子ども観・保育観は, どのように形成されるのでしょうか
  • 3-3 発達理論・子ども観・保育観には,どのような関係やつながりがあるのでしょうか

第2部 子どもの発達過程を踏まえた保育を行うために

第4章 基本的信頼感の形成について学ぼう

  • 4-1 なぜ,養護と教育の一体的な展開が重要なのでしょうか
  • 4-2 感情の発達と自我は,どのような関係にあるのでしょうか
  • 4-3 基本的信頼感は,どのように形成されるのでしょうか

第5章 社会情動的発達について学ぼう

  • 5-1 なぜ,乳幼児期に社会情動的スキルをはぐくむことが,重要なのでしょうか
  • 5-2 なぜ,子どもは他者と関わり,他者を理解できるようになるのでしょうか
  • 5-3 仲間関係や集団は,どのように発達していくのでしょうか

第6章 身体機能と運動機能の発達について学ぼう

  • 6-1 子どもの身体機能は,どのように発達していくのでしょうか
  • 6-2 乳児期の運動機能は,どのように発達していくのでしょうか
  • 6-3 幼児期の運動機能は,どのように発達していくのでしょうか

第7章 認知の発達について学ぼう

  • 7-1 赤ちゃんは,周りの世界をどのように視覚しているのでしょうか
  • 7-2 いつから,どのように,子どもはイメージすることを楽しむようになるのでしょうか
  • 7-3 なぜ,認知の発達をアセスメントする必要があるのでしょうか

第8章 言語の発達について学ぼう

  • 8-1 子どもの言葉は,どのように発達していくのでしょうか
  • 8-2 言葉と思考は,どのような関係にあるのでしょうか
  • 8-3 子どもの言葉の発達を促すために,どのような保育の環境が必要でしょうか

第3部 子どもの学びを支える保育を行うために

第9章 乳幼児期の学びに関わる理論について理解を深めよう

  • 9-1 乳幼児は生活の中で,何を,どのように学ぶのでしょうか
  • 9-2 なぜ,乳幼児期の遊びは重要なのでしょうか
  • 9-3 子どものやる気を高めるには,どうしたらよいでしょうか

第10章 乳幼児期の学びの過程と特性について理解を深めよう

  • 10-1 乳幼児期の学びを支えるために,保育者はどのような役割を果たせばよいのでしょう
  • 10-2 子どもの学びを促すために,どのような保育の計画が必要になるのでしょうか
  • 10-3 幼児教育と学校教育の連携を円滑にするために,必要なことは何でしょうか

第11章 乳幼児期の学びを支える保育について理解を深めよう

  • 11-1 なぜ,保育にアクティブ・ラーニングが必要なのでしょうか
  • 11-2 子どもの学びを促すために,どのようにデジタル教材を活用したらよいのでしょうか
  • 11-3 地域や保護者とどのように連携して子育てを支援したらよいのでしょうか

第12章  これからの保育の心理学について考えてみよう

  • 12-1 現代社会における保育の課題は何でしょうか
  • 12-2 脳科学の発展が保育にもたらすものは何でしょうか
  • 12-3 科学技術の進歩は, これからの保育の心理学にどのような影響を与えるのでしょうか

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