保育内容 領域 人間関係イメージ

資質・能力を育む 保育内容 領域 人間関係 −こどもにとっての人間関係とは−

編著 齊藤 崇
新保育士養成課程準拠
ISBN 978-4-909378-51-4
体裁 B5判 巻頭カラー口絵4頁 本文168頁
刊行 2023年3月
定価 2,200円(本体2,000円+税)

特長

保育所保育指針,幼稚園教育要領,幼保連携型認定こども園教育・保育要領に示されている領域「人間関係」のテキスト。
領域に関する専門的な知識と,保育内容の指導を豊富な事例や,本文中の具体的な例示によりわかりやすく解説。
理解を深めるための巻頭カラーページや,主体的に考えるための演習問題など,読んで学べる保育者養成テキスト。

目次

1章 今の子どもたちを取り巻く人間関係と社会的背景をとらえよう

  • 1-1 基本的生活習慣の形成に向けて
  • 1-2 自己肯定感の獲得に向けて
  • 1-3 子どもの体験活動の充実に向けて

章 現代の子どもをめぐる課題から領域「人間関係」を考えよう

  • 2-1 現代社会と人との関わり
  • 2-2 親子の関わりと親のライフスタイルの変化
  • 2-3 家庭生活におけるきょうだいや祖父母との関わり

3章 家庭生活におけるきょうだいや祖父母との関わり

  • 3-1 保育・幼児教育の基本
  • 3-2 環境を通して行う保育・教育
  • 3-3 領域「人間関係」とは

4章 乳幼児の育ちから「人間関係」を考えよう

  • 4-1 乳幼児期における遊び
  • 4-2 乳幼児期における人との関わり
  • 4-3 自立に向かって

5章 乳児保育で大切な視点と領域「人間関係」とは

  • 5-1 乳児の発達の姿
  • 5-2 乳児保育の3つの視点
  • 5-3 乳児保育における領域「人間関係」につながる「ねらい」と「内容」

6章 1歳以上3歳未満児の保育から領域「人間関係」をとらえよう

  • 6-1 1歳以上3歳未満児の発達の姿
  • 6-2 1歳以上3歳未満児における領域「人間関係」の「ねらい」と「内容」

7章 3歳以上児の保育から領域「人間関係」をとらえよう

  • 7-1 3歳以上児の発達の姿
  • 7-2 3歳以上児における領域「人間関係」の「ねらい」と「内容」

8章 領域「人間関係」からとらえる「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」とは

  • 8-1 自立心を育む
  • 8-2 協同性を育む
  • 8-3 道徳性・規範意識の芽生えを育む
  • 8-4 社会生活との関わりを育む

9章 様々な人との関わりから子どもの育ちを考えよう

  • 9-1 異年齢の子どもたちとの交流と育ち
  • 9-2 遊びや生活の中での子ども同士の関わり
  • 9-3 環境の変化や移行における人々の関わり

10章 領域「人間関係」を小学校の学びへつなげよう

  • 10-1 保育所,幼稚園,認定こども園から小学校への連携・接続
  • 10-2 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」と「資質・能力」

11章 保育者が大切にしたい領域「人間関係」での援助とは

  • 11-1 人間関係における保育者の援助
  • 11-2 子どもの育ちと保育者の役割
  • 11-3 子どもの集団と保育者の援助

12章 領域「人間関係」の指導計画を考えよう

  • 12-1 乳児保育における指導計画
  • 12-2 1歳以上3歳未満児における指導計画
  • 12-3 3歳以上児における指導計画

13章 多文化保育から人間関係をとらえよう

  • 13-1 外国籍の子どもと人間関係
  • 13-2 多文化保育とは
  • 13-3 異文化に触れる保育の実際

14章 特別な支援を必要とする子どもたちと共に育ち合う保育をめざして

  • 14-1 集団生活に困難を伴う子どもの保育
  • 14-2 障がいのある子どもの保育

15章 模擬保育で領域「人間関係」を学び理解しよう

  • 15-1 模擬保育をやってみる
  • 15-2 記録を通して学びを深める

【資料】「人間関係」抜粋

  • 保育所保育指針
  • 幼稚園教育要領
  • 幼保連携型認定こども園教育・保育要領

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