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保育のこれからを考える保育・教育課程論

編著 大橋喜美子
ISBN 978-4-905493-01-3
体裁 B5判 178頁
刊行 2017年1月
定価 2,619円(本体2,381円+税)

特長

 保育課程および教育課程を初めて学ぶ方にも理解できるよう、基礎理論や保育現場の事例を基に、子どもの発達理解、家庭・地域環境にも着目したうえで、保育実践へ生かす内容となっています。

目次

1章 保育の基本と保育課程・教育課程

  • 1節 保育の基本とは
  • 2節 保育課程・教育課程の基礎理論
  • 3節 保育課程・教育課程はなぜ必要なのか
  • 4節 保育課程・教育課程の編成

2章 外国のカリキュラム研究に学ぶ

  • 1節 アメリカにおけるカリキュラム研究
  • 2節 イギリスにおけるカリキュラム研究
  • 3節 韓国におけるカリキュラム研究

3章 日本における保育・教育課程の歩み

  • 1節 保育課程の歴史と保育の移り変わり
  • 2節 教育課程の歴史と教育の移り変わり
  • 3節 なぜ“今”保育課程と教育課程なのか

4章 子どもをめぐる環境の変化と指導計画

  • 1節 地域における環境と子どものあそび
  • 2節 家庭環境の変化と子どものあそび
  • 3節 子どもをめぐる環境から保育の質を考える

5章 子どもの発達・人格形成と保育・教育課程

  • 1節 人間を育てるということ
  • 2節 発達の理解と子どもの育ち
  • 3節 発達の連続性・人格形成と保育・教育課程

6章 保育・教育課程と保育の計画

  • 1節 保育課程・教育課程と長期指導計画
  • 2節 短期指導計画と保育実践
  • 3節 支援を必要とする子どもの保育・教育課程

7章 指導計画と保育の再構成

  • 1節 子どもの思いを生かす指導計画
  • 2節 指導計画を保育実践に生かす保育
  • 3節 保育課程に生かす記録・評価・省察の視点

8章 実践に生かす保育・教育課程

  • 1節 事例:本物との出会いと造形表現(H保育園)
  • 2節 事例:日常の保育を音楽会へ(M保育園)
  • 3節 事例:みんなで創る楽しい運動会(Y幼稚園)

9章 子どもと共に創る保育

  • 1節 保育の指導計画と偶発性
  • 2節 子どもの発見やアイデアから共に保育を創る

10章 小学校との連続性と連携

  • 1節 小学校入学への準備と連携
  • 2節 保育所と保育所児童保育要録
  • 3節 幼稚園と幼稚園幼児指導要録

11章 多様な保育施設に対応できる保育・教育課程

  • 1節 幼保一体化と保育・教育課程
  • 2節 認定こども園と保育・教育課程
  • 3節 児童福祉施設と保育・教育課程

12章 食に関する保育・教育課程

  • 1節 食育基本法と保育・教育課程
  • 2節 地域性を生かした食と保育・教育課程

資料

  • 保育所保育指針
  • 幼稚園教育要領(抜粋)
  • 食育基本法

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