哲学する教育原理
ISBN |
978-4-909378-11-8 |
体裁 |
B5判 192頁 |
刊行 |
2023年1月(第1版2刷) |
定価 |
2,497円(本体2,270円+税) |
特長
哲学を通して、「教育とは何か」「学校とは何か」をあらためて考え、これからの教育についての進むべき方向を探っていきます。
各項目にポイントや思考を深める問いを提示し、読者が哲学しながら思考を深めることができるような構成になっています。章末には演習問題や、グループでできるアクティブ・ラーニングも掲載。
幼稚園,小学校・中学校の教職課程にも対応。
目次
第1部 教育の基盤となる,思想と歴史を学ぶ
第1章 なぜ、西洋の教育思想を学ぶのか?
- 1-1 古代・中世の教育思想
- 1-2 近世の教育思想
- 1-3 近代の教育思想
- 1-4 現代の教育理論
第2章 なぜ、日本の教育思想を学ぶのか?
- 2-1 前近代の教育思想
- 2-2 近代の教育思想
- 2-3 戦後の教育課程
- 2-4 現在の教育改革
第2部 教育を基礎から考える
第3章 あらためて「教育とは何か?」を考える
- 3-1 教育とは何か
- 3-2 学びとは何か
- 3-3 教師とは何か
第4章 あらためて「子どもとは何か?」を考える
- 4-1 子どもの発見
- 4-2 発達とは何か
- 4-3 子どもの問題
第5章 あらためて「学校とは何か?」を考える
- 5-1 近代学校の誕生
- 5-2 学校という問題
- 5-3 学校という空間
第3部 哲学的思考の基本を学ぶ
第6章 「哲学する」とはどういうことなのか?
- 6-1 哲学を実践してみる
- 6-2 対話を通しての哲学
- 6-3 子どものための哲学
第7章 教育と教師を哲学する
- 7-1 教育することの倫理
- 7-2 教師と子どもの関係
- 7-3 権威としての公教育
第4部 教育の現在を哲学する
第8章 現在の教育課題を哲学する
- 8-1 アクティブ・ラーニング
- 8-2 特別支援教育
- 8-3 道徳の教科化
第9章 現場と理論を結ぶ哲学
- 9-1 幼児教育の現場と理論
- 9-2 初等教育の現場と理論
- 9-3 中等教育の現場と理論