社会科教育のルネサンス
-実践知を求めて-〔第3版〕
新学習指導要領対応
ISBN |
978-4-909378-56-9 |
体裁 |
B5判 184頁 |
刊行 |
2023年1月 |
定価 |
2,497円(本体2,270円+税) |
特長
社会科教育の目的を考えながら、社会科に本来あるべき学習方法、授業方法を具体的事例とともにわかりやすく解説しています。
目次
第1部 社会科教育の理論について考える
1章 社会科の思想的,歴史的基盤を探る
- 1節 社会科で育てる人間像とは−社会科の本質−
- 2節 社会科と歴史科・地理科・公民科との違い
- 3節 社会科は20 世紀初頭のアメリカで生まれた
- 4節 日本の社会科は第二次世界大戦後に生まれた
2章 社会科の方法原理を探る−いくつもの社会科−
- 1節 「問題解決」の方法に基づく社会科
- 2節 「理解」の方法に基づく社会科
- 3節 「説明」の方法に基づく社会科
- 4節 「議論」の方法に基づく社会科
3章 社会科の学力と評価の理論を探る
- 1節 社会科の基礎・基本とは−学力をめぐる論争−
- 2節 社会科の21 世紀型能力とは−コンピテンシー−
- 3節 目標に準拠した評価とは−到達度評価−
- 4節 社会科の観点別評価とは
4章 社会科の授業づくりの理論を探る
- 1節 社会科の授業デザイン
- 2節 社会科の学習指導案のかたち
- 3節 社会科の教材研究の視点と方法
- 4節 社会科の授業研究−授業のPDCA−
5章 社会科の学習指導の方法を探る
- 1節 社会科におけるアクティブ・ラーニングの活用
- 2節 社会科における教科書の活用
- 3節 社会科におけるICT の活用
- 4節 社会科における野外観察・地域調査
第2部 社会科教育の実践について考える
6章 評価の高い実践に学ぶ−どこがスゴイのか−
- 1節 長岡文雄の腰の強い授業−個に寄り添う社会科−
- 2節 有田和正のネタを生かした授業−はてな?からせまる社会科−
- 3節 安井俊夫の子どもが動く社会科授業−概説型授業に対する挑戦−
- 4節 河原和之の生徒の対話を促す授業−ウソッ・ホント?からせまる社会科−
- 5節 加藤公明の討論型歴史授業−受験の日本史に真っ向挑戦−
7章 現行の小学校社会の実践に学ぶ
- 1節 小学校社会科の教育課程の特色
- 2節 中学年「地域学習」の授業
- 3節 第5学年「産業学習」の授業
- 4節 第5学年「国土・防災学習」の授業
- 5節 第6学年「政治学習」の授業
- 6節 第6学年「歴史学習」の授業
8章 現行の中学校社会の実践に学ぶ
- 1節 中学校社会科の教育課程の特色
- 2節 地理的分野「特色ある事象を中核とした地域学習」
- 3節 歴史的分野「時代を大観する歴史学習」
- 4節 公民的分野「社会の見方・考え方を身に付ける」授業
- 5節 子どもの社会参加を促す社会科授業
資料
- 小学校学習指導要領(抄・社会科,2017年)
- 中学校学習指導要領(抄・社会科,2017年)