わたしたちの暮らしとソーシャルワークⅡ
-相談援助の理論と方法-
ISBN |
978-4-905493-24-2 |
体裁 |
B5判 188頁 |
刊行 |
2016年3月 |
定価 |
2,497円(本体2,270円+税) |
特長
『わたしたちの暮らしとソーシャルワークⅠ』の続編となる本書では,実際のソーシャルワークで必要な技法や知識,体制など,より実践的な内容を取り上げています。読者が身近に感じられるよう「わたしたちの暮らし」と結びつけながら「相談援助の理論と方法」を解説しています。
また,重要語句の一覧表のほか,各章末の事例問題では,本書で学んだ知識を活用し,読者自身が問題に取り組む力を養えます。
目次
1章 わたしたちの暮らしとソーシャルワークの実際
- 1節 ソーシャルワークとは
- 2節 身近な事例からソーシャルワークの実際に触れる
- 3節 ソーシャルワークの種類
2章 ソーシャルワークの実践モデル
- 1節 人と環境に焦点を当てる
- 2節 「できること」に注目する
3章 ソーシャルワークのアプローチ
- 1節 診断主義アプローチを用いた援助
- 2節 心理社会的アプローチを用いた援助
- 3節 問題解決アプローチを用いた援助
- 4節 行動変容アプローチを用いた援助
- 5節 課題中心アプローチを用いた援助
- 6節 危機介入アプローチを用いた援助
- 7節 エンパワメントアプローチを用いた援助
- 8節 その他のアプローチを用いた援助
4章 ソーシャルワークの過程
- 1節 過程の概要
- 2節 ケースの発見とインテークの実施
- 3節 問題の把握
- 4節 アセスメントの実施
- 5節 支援の計画と目標の設定
- 6節 介入の実施
- 7節 評価する
5章 ソーシャルワークにおける援助関係
- 1節 よりよい援助関係を築くには
- 2節 ソーシャルワークと個人情報の保護
6章 面接技法とは
- 1節 面接技法の概要
- 2節 傾聴の技法
- 3節 面接における非言語的コミュニケーションの重要性
- 4節 諸外国の動向から学ぶ
7章 ソーシャルワーカーのさまざまな技法
- 1節 支援を届ける
- 2節 連携の輪を広げる
- 3節 社会資源を利用する
- 4節 ソーシャルアクションの目的と方法
- 5節 利用者の権利を擁護する
- 6節 ケアマネジメントの目的と方法
- 7節 情報通信技術をどう活用するか
8章 ソーシャルワークのスーパービジョンと記録
- 1節 なぜスーパービジョンを行うのか
- 2節 記録の方法とその重要性
9章 事例分析とは