子どもの育ちと「ことば」
ISBN |
978-4-938795-88-7 |
体裁 |
B5判 202頁 |
刊行 |
2017年3月 |
定価 |
2,619円(本体2,381円+税) |
特長
「ことば」を育む保育の営みを、理論的にも実践的にも支援することを目指しています。キーワードや学習ポイントのほか、現場を想定した事例問題も充実し、予習や復習、自習やグループディスカッションにも活用できます。
目次
0章 人の生涯と「ことば」のかかわりを考える
- 1節 人の生涯において「ことば」はなぜ重要なのか
- 2節 乳幼児期の「ことば」の育ちは人の一生にどのように影響するのか
- 3節 「ことば」は人のこころや行動とどのように関係するのか
Ⅰ部 「わたし」をつくることばを考える
1章 「生きる力」としてのことば
- 1節 「ことば」にはどのような力があるか
- 2節 「わたし」(人格)をつくることばとは何か
- 3節 「ことばが育つ」「ことばを育てる」とはどういうことか
- 4節 「ことば」を育む環境とは何か
2章 からだの育ちとことば
- 1節 耳とことば
- 2節 目とことば
- 3節 口とことば
- 4節 手とことば
- 5節 ことばの発達が遅れている子どもに保育者はどう援助すべきか
Ⅱ部 保育をつくることばを考える
3章 幼稚園教育要領・保育所保育指針が目指すことば
- 1節 教育要領・保育指針が目指す保育とは何か
- 2節 教育要領・保育指針を保育現場でどのように生かすか
- 3節 教育要領・保育指針が目指す保育とことばを事例で考える
4章 感じる力を育むことば
- 1節 感じる力とは何か
- 2節 感じる力によって子どもはどのように育つか
- 3節 感じる力を育むために保育者はどう支援すべきか
5章 考える力を育むことば
- 1節 考える力とは何か
- 2節 考える力によって子どもはどのように育つのか
- 3節 考える力を育むために保育者はどう支援すべきか
6章 表す力を育むことば
- 1節 表す力とは何か
- 2節 表す力によって子どもはどのように育つのか
- 3節 表す力を育むために保育者はどう支援すべきか
7章 伝え合う力を育むことば
- 1節 伝え合う力とは何か
- 2節 伝え合う力によって子どもはどのように育つのか
- 3節 伝え合う力を育むために保育者はどう支援すべきか
8章 コントロールする力を育むことば
- 1節 コントロールする力とは何か
- 2節 コントロールする力によって子どもはどのように育つのか
- 3節 コントロールする力を育むために保育者はどう支援すべきか
Ⅲ部 「わたし」を広げることば、世界をひらくことばを考える
9章 保育における異文化とことば
- 1節 保育における異文化をどうとらえるか
- 2節 文化やことばの異なる子どもを保育者はどう支援すべきか
- 3節 外国ではどのように「ことば」の力を育てているのか
10章 学校教育につながる保育とことば
- 1節 保育のことばと、国語科教育のことばの違いは何か
- 2節 学校教育につなぐ「ことばの育ち」とは何か
- 3節 学校教育につなぐことばを育てるために保育者はどう支援すべきか
11章 保育者の「ことばの力」を高めよう
- 1節 なぜ保育者は「ことばの力」を高める必要があるのか
- 2節 保育者の「ことばの力」を高める学習はいかにあるべきか
資料
- 幼稚園教育要領
- 保育所保育指針
- 幼保連携型認定こども園教育・保育要領