考え,実践する施設実習
保育士養成課程準拠
ISBN |
978-4-909378-67-5 |
体裁 |
B5判 176頁 |
刊行 |
2024年9月 |
定価 |
2,530円(本体2,300円+税) |
特長
本書は、教科で学んだこと、実習で学んだことを自分自身で学習することができる最適指導書です。本文には気づいたことをメモできるように書き込み欄を設け、各章末に自分の考えをまとめ、チェックシートで確実に学び取れるよう工夫しています。
目次
Step1 実習前に学んでおきたいこと
Chapter1 施設実習とは
- 1-1 なぜ,保育所以外の施設へ実習に行くのだろうか-実習の意義と目的-
- 1-2 児童福祉施設とは,どのようなところなのか-施設現場の現状-
- 1-3 生活施設の子どもたちへの理解を深めよう-利用児・者の生活-
- 1-4 保育士と施設保育士とは,何が違うのだろうか-施設保育士の役割とは-
- コラム1 児童養護施設「子どもと真摯に向き合う」
- コラム2 障害児入所施設「積極的に臨む」
Chapter2 実習に行く前に-施設実習に向けての準備-
- 2-1 毎日SNSでつぶやいているあなたへ-実習生としての心得とマナー-
- 2-2 なぜ,感染症抗体検査や検便検査が必要なのだろうか-実習中の健康管理-
- 2-3 生活技術の向上をめざして-事前学習の意義と方法・内容-
- 2-4 なぜ,宿泊実習なのだろうか-宿泊実習の意義と留意点-
- 2-5 実習目標・実習計画を明確にし,実習に生かす-実習目標・実習計画の作成-
- 2-6 オリエンテーションに向けて-施設実習におけるオリエンテーション-
- コラム3 母子生活支援施設「実習で学んでほしいこと」
- コラム4 障害者支援施設「失敗してもダイジョウブ!」
Chapter3 実習先の種別と実習内容
- 3-1 児童養護施設での実習
- 3-2 乳児院での実習
- 3-3 母子生活支援施設での実習
- 3-4 児童心理治療施設(旧情緒障害児短期治療施設)での実習
- 3-5 児童自立支援施設での実習
- 3-6 障害児入所施設(旧知的障害児施設)での実習
- 3-7 障害児入所施設(旧肢体不自由児施設)での実習
- 3-8 障害児入所施設(旧重症心身障害児施設)での実習
- 3-9 障害児入所施設(旧盲ろうあ児施設)での実習
- 3-10 障害者支援施設での実習
- 3-11 児童発達支援センターでの実習
- 3-12 児童相談所一時保護所での実習
- 3-13 児童館での実習
- コラム5 児童自立支援施設「実習生しかできない学び」
- コラム6 児童相談所一時保護所「幸せにつながる援助」
Chapter4 実習中の学びと記録
- 4-1 保育士の仕事から,何をどう学ぶのか-観察実習の内容とポイント-
- 4-2 子どもとかかわるうえでの基本姿勢-参加実習の内容とポイント-
- 4-3 施設利用の状況や,個別支援などについて学ぶ-実践的課題の第一歩-
- 4-4 実習生が書く記録とは何だろう-記録することの意味について-
- 4-5 実習日誌には何を書くのだろう-記録の書き方について-
- 4-6 さまざまな課題をもつ家族への支援について学ぶ-家庭支援とソーシャルワーク(機関連携含む)-
- 4-7 虐待を受けた子どもたちを理解するために-被虐待の子どもたちの支援-
- 4-8 障害特性のある子どもたちを理解するために-障害特性のある子どもたち(発達障害児含む)への支援-
- 4-9 遊びの意味と部分実習について学ぶ-保育指導案-
- コラム7 児童館「児童館は笑顔(*^o^*)ステーション」
- コラム8 児童発達支援センター「子どもの気持ちをくみ取って」
Step2 実習中に学んでおきたいこと
Chapter5 自分自身の理解度をチェックしてみよう
- 5-1 実習の評価-自己評価と学習課題の発見-
- 5-2 こんなとき,あなたならどうする?
- コラム9 乳児院「乳児院で働く保育士の役割」
- コラム10 児童心理治療施設「冗談? それとも本気? 素の自分に気づく!」
Step3 実習後に学んでおきたいこと
Chapter6 実習後の振り返り
- 6-1 実習全体を振り返りまとめてみよう-実習後の総括-
- 6-2 実習施設へのお礼はどのようにしたらよいだろうか-お礼の意義,礼状の書き方-
- 6-3 実習体験を共有しよう-実習報告会の開催と活用-
- コラム11 「実習生へのメッセージ」
- コラム12 「これから児童養護施設へ実習に行くみなさんへ」