学び,考え,実践力をつける家庭支援論
ISBN |
978-4-909378-23-1 |
体裁 |
B5判 184頁 |
刊行 |
2020年9月 |
定価 |
2,497円(本体2,270円+税) |
特長
本書は、保育士養成課程で学ぶ学生のみならず、さまざまな保育・教育・福祉現場での実践において、ご活用いただける一冊です。また、「現場の声」や事例問題、演習問題などにより、読者自らが主体的に学習できるような構成となっています。
平成29年告示,幼稚園指導要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領に対応。
目次
1章 昔と今で子育て家庭はどう違うの?
-子育て家庭の歴史-
- 1節 子育て家庭の歴史
- 2節 子育て観の移り変わり
- 3節 公的支援の歴史
2章 今の家族と家庭はどうなっているの?
-家族・家庭の現状-
- 1節 地域社会の変化
- 2節 子育て家庭のニーズ
- 3節 男女共同参画社会の推進
- 4節 ワーク・ライフ・バランス
3章 子どもにとっての家族と家庭って?
-子どもと家族・家庭-
- 1節 家族・家庭とは
- 2節 子どもに対する家族の役割とは
4章 なぜ子育て家庭支援が必要なの?
-子育て家庭支援の必要性-
- 1節 子育て家庭を取り巻く社会背景
- 2節 子育て家庭への支援の必要
- 3節 子育て家庭支援の推進状況
5章 子どもが健やかに育つための法制度って?
-子育て支援の法的根拠-
- 1節 子育て支援サービスの法体系
- 2節 児童福祉の法律
6章 国は子育て支援にどう取り組んでいるの?
-子育て支援施策・次世代育成支援施策-
- 1節 子育て支援施策
- 2節 次世代育成支援施策
- 3節 子育て支援サービスの課題
7章 子育て家庭を助ける制度と関係機関って?
-子育て家庭支援の制度と関係機関-
- 1節 子育て家庭支援の制度
- 2節 行政機関の機能
- 3節 児童福祉施設1
- 乳児院、児童養護施設、母子生活支援施設、児童家庭支援センター
- 4節 児童福祉施設2
- 障害児施設ほか
- 5節 その他の機関
- 学童保育、児童館、ファミリー・サポート・センターほか
8章 どうやって子育て家庭を支援すればいいの?
-子育て家庭支援の方法・やり方-
- 1節 子育て家庭への支援の特徴
- 2節 支援のプロセスと危機介入
- 3節 関係機関との連携
9章 日常場面で支えるにはどうすればいいの?
-自己修復力のある家庭への支援-
- 1節 幼稚園における支援
- 2節 保育所における支援
- 3節 地域の保育現場(認定こども園・病(後)児保育・児童館)における支援
10章 特別な対応を要する場合はどう応じればいいの?
-特別な対応を要する家庭への支援-
- 1節 子育てに悩む親
- 2節 子育て家庭のニーズ
- 3節 障害(障害の疑い)のある子どもをもつ親
- 4節 ひとり親家庭
- 5節 ステップファミリー
- 6節 異文化(外国籍)の家族
- 7節 経済的な問題を抱える家庭
11章 子どもが危ない状態にあったらどうすればいいの?
-危機的状態にある家庭への支援-
- 1節 児童(乳児)虐待
- 2節 ドメスティック・バイオレンス
12章 支援の実際を考えてみよう
-子育て家庭支援の事例学習-
- 1節 子育てに悩む親
- 2節 子育て機能不全に陥っている親
- 3節 障害(障害の疑い)のある子どもをもつ親
- 4節 ひとり親家庭
- 5節 ステップファミリー
- 6節 外国籍をもつ親
- 7節 経済的な問題を抱える家庭
- 8節 児童(乳児)虐待
- 9節 ドメスティック・バイオレンス
13章 これから子育て家庭はどうあるべきだろう?
-今後の子育て家庭支援の課題と展望-
資料
- 保育所保育指針の構成
- 幼保連携型認定こども園教育・保育要領の構成
- 幼稚園教育要領の構成
- 全国保育士会倫理綱領